青空に色とりどりの気球が浮かんでいる
静かな水面に反射する色鮮やかな気球
そんな風景を以前SNSで知り、行ってみたいと思っていました。
この度そんな場所に行くことができました。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷を会場に開催される熱気球の競技大会(!)です。
2023年は4年ぶりの開催で、11/1-5の5日間の日程で開催されました。
ルーツは1978年にさかのぼり歴史ある行事です。
有名なリフレクションの写真は朝の水面が静かな時間に撮影できる可能性が高いため、その時間を狙って行ってみました。
写真撮影に向かう際には機材が多いことや待機場所として車で向かうことが多いのですが、今回は電車で向かいました。
- レンタカーは駐車場が必要
- 駐車場は夜間閉鎖で撮影場所へのアクセスに時間の制約がある
- 駐車場が混む(入退場ともに)
- 駐車場に停めても結構歩くことになる
上記の理由から電車+タクシーを利用することにしました。
結果としてこれが良かったと思っています。
- アクセス
- 撮影場所
- 写真
アクセス
最寄り駅はバルーンさが駅です。
この駅はバルーンフェスタ開催時の臨時の駅です。佐賀駅からは2駅で5分ほど。
駐車場に関しては下記に公式ページの駐車場案内をリンクします。
公式でない駐車場も近くにあるようですが、慣れない土地で不確実なものをぶっつけで探すのは大変であろうと考えました。
駅を降りると会場は目の前です。
…なんですが、リフレクションを撮影したい方は撮影場所までさらに歩かねばなりません。
そのため撮影場所の近くまでタクシーで行き、帰りは電車を使うことにしました。
佐賀駅から撮影場所まで片道3000円ほどかかりましたが、駐車場を待ったり電車の人混みを避けられるメリットやレンタカー代を考えるとタクシー利用の方がよいと思いました。
実際のところバルーンさが駅は一度も利用することなく、夜間係留も翌日の朝の撮影もそのお隣の久保田駅まで歩きました。
2023年は
佐賀駅-バルーンさが駅 往復210円
佐賀駅-久保田駅 往復240円
でした。
出発前に往復で購入されることをオススメします。佐賀駅ではバルーンさが駅までの往復臨時チケットを販売しておりましたが、メイン会場に行かずにリフレクション写真を撮影される場合は久保田駅までの往復が良いと思います。
駅で電車を待つ人の量が違います。
歩いていると民間の駐車場も1000円ほどで散見されましたが、道も1車線でどのみち混雑するためストレスは大きいと思います。
撮影場所
バルーンさが駅からは
このように歩いて向かいます。
タクシーだと橋を越えて停めてもらうと楽です。
佐賀駅側から向かうと反対車線で降り混雑する横断歩道のない道路を渡らなければなりませんが交通整理を行う方がおり、安全のために横断歩道を渡るように促されます。
橋を越えて反対車線側に入ってもらって降りるのがよいです。
写真
上の地図のやや川にせり出たところから撮影しました。
まずは夜間係留から。開始の1時間ほど前に到着しましたが、噂通り広角で撮影できそうな場所はブルーシート、三脚の山。
少し離れてせり出したところにスペースを見つけたので三脚を邪魔にならないように立て、リモコンで撮影しています。
だんだん陽が落ちて暗くなってくると気球が準備されます。
一斉点火で明るくなった瞬間を狙いますが、初めての撮影で気球も揺れるので設定に苦慮しました。
三脚を使用しています。
同じ写真ですが、ホワイトバランスを変更しています。
50mmの単焦点レンズに交換して撮影したものです。
APS-Cクロップして75mmでの撮影になっています。
気球は膨らますのでどうしてもブレが生じてしまいます。この日は風はあまり感じませんでしたが、SSを短くしながら止まっているような写真を撮影を心がけました。
撮影場所は持っているレンズの焦点距離によるかと思います。
リフレクションを撮るなら川岸に近づく必要がありますが、レンズの焦点距離も考慮しての場所取りが必要だと思いました。
川に沿ってちょうど土手が斜めにせり出している場所から夜間係留を撮影しました。
70-150mm程度のレンズがあればリフレクションを狙うなら問題ないと思います。
夜は暗いので明るい単焦点がいいですね。50mmでは足りなかったのでクロップしました。
朝の撮影は前日同様タクシーで1時間程度前に到着するようにしました。
場所取りされているからなのか、あまり着いた時には混むこともなかったです。
5時に駐車場が空き、そこからここまで歩いてくることを見越して5時くらいに到着しました。
若干肌寒い気温でしたが、晴れの予報でよかったです。
打ち上げ開始7時の予定でしたが、意外と気球の登場は遅かったです。30分前ではまだまばらでした。
完全に天候に左右されますが、無事に飛び立ちました。
三脚も持って行きましたが、手持ちで十分でした。
前に人がおり川縁からやや後ろであったのでリフレクションはイマイチでしたが、それでも工夫すれば撮れます。
人々が上を見上げている写真もなかなかよいです。
青空に色とりどりのバルーンが浮かぶ様子は一見の価値があると思います。
福岡空港から1時間ほどで行けますし、佐賀駅周辺はいい意味でこぢんまりとしています。
唐津くんちと重なる日程で開催されるのが恒例のようですが、数日宿泊できればそちらも。
御船山楽園や環境芸術の森、呼子のイカなど行きたい場所はまだまだありましたが、この風景を見ることができてよかったです。
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