オーロラを追いかける

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人生の目標のひとつに

「オーロラを見る」

というものがありました。

学生時代に卒業旅行でオーロラを見たいと言っている人がいて、どこか遠い場所で起こっていることなんだなと思っていたものですが、社会人2年目にそのオーロラを見る機会があり、行ってきました。

見たい、もですが、撮影したい、が強くどうにか撮影できないかと思い計画を練りました。


オーロラを見に行くまで

  • そもそもオーロラってなに?
  • どこで見ることができる?
  • 行き方は?
  • 撮影に必要な機材は?


そもそもオーロラってなに?

「緑色で、夜空に浮かんでいて、寒い地方で見られる」

これくらいの印象しかありませんでした。

”太陽風が地球にやってきて地磁気の影響で曲げられた際に大気中の酸素と衝突して、衝突された原子が発光する”

ようです。合っているかわかりませんが太陽からやってきたエネルギーが地磁気の影響を受ける関係で極地方でしか見ることができないもの、くらいの理解しかしておりません。

本質の理解は成書や専門科の方のページをご参照ください。

「ま、寒いところに行って夜に見に行ったらいいんやな」

と安易な考えでしかありませんでした笑。


どこで見ることができる?

寒い地方に行けばいいと安易に思っていたのでとりあえずネットを参考におおまかな予定を立てるとしました。

北米:カナダ、アラスカ

北欧:フィンランド、ノルウェー、アイスランド

この2地方が日本からの観光客も多いようです。

調べてみた特色としては(興味や目的にもよるかと思われますが)

北米北欧
天候内陸では寒い沿岸部は暖かい(と言えど寒い)
観測率晴天率が高い
昼間の過ごし方ネイチャーイベントが多い都市では観光が可能

上記のような感じでした。

オーロラを主目的にする方は昼間の過ごし方など気にならないかもしれません。

せっかくの旅行なので昼間も楽しみたいと思い、北欧のフィンランドを選択しました。

現在でこそ行き先を決めるとその後のアクセスなど自分で手配しますが、当時は勝手がわからず旅工房さんを介して予約しました。ツアーではなく航空券や宿泊先の手配、旅行先での移動手段の手配をしていただきました。自由度の高い旅行がしたいけど、自分で知らない土地のことを予約するのは…という方は旅行会社を介してで良いと思います。

予約に際して電話でこちらの希望(日程、目的、行き先)の相談に乗ってくれました。

当時のメールを見ると総額35万円ほどで、まず6万円を支払いその後残りの金額を支払ったようです。


行き方は?

何も知らなかったので、飛行機だよな、くらいに思ってました笑

旅程としては2/20-2/27の予定で。確か新月に合わせたと思います。

実際には新月に合わせなくても高緯度地方の夜は暗いと感じました。

2/20(火) AY080 エコノミー 名古屋(中部国際空港) 11:55 発 ->  ヘルシンキ15:10 着 
2/20(火) AY635 エコノミー ヘルシンキ16:50 発 ->  イヴァロ 19:25 着 

サーリセルカ2泊
2/25(日) AY540 エコノミー ロヴァニエミ 22:10 発 ->  ヘルシンキ 23:25 着

ロヴァニエミ3泊

ヘルシンキ1泊
2/26(月) AY079 エコノミー ヘルシンキ17:15 発 ->  名古屋(中部国際空港)09:40 +1 着

■AY:フィンランド航空 ※『+1』=翌日着  

かなり忙しい日程であったように思います。

職場の同僚と行ったため、これ以上の無茶はできず(1日中レンタカーで走り回るとか)、そもそも極寒の地でレンタカーのハードルも高いため公共交通機関での移動としました。


撮影に必要な機材は?

海外旅行に際して毎回困るのが荷物の量です。

飛行機に乗るにも荷物の量に制限があり、また海外の航空会社は預け入れ荷物の扱いが雑と聞いていたので精密機器であるカメラの運搬には気を遣います。

広大な自然の中でのオーロラを撮る、ことを目標にしていたので広角レンズが必須と思いました。

ヨドバシに駆け込んで初のGMレンズを購入したのはいい思い出です。

星を撮ることにハマっていたこともあり

SONY α7II

SEL1635GM

SEL2470Z

マンフロットの三脚(現在使っておらず型番失念)

をセレクト(というか全部)

今振り返ると

・カーボン製の三脚が良い(冷えた三脚で凍傷になりかけた)

・レリーズ必須(忘れてしまいタイマー撮影にしましたが時間ロスする)

・レンズヒーター、ジップロック必須(屋内や車内への移動だけでレンズが結露します)

・予備バッテリー必須(消耗早すぎ、モバイルバッテリーも寒さで一緒に弱る)

とにかく早くオーロラに巡り会いたいと思う行きの道中でした。

まずはオーロラ撮影に出かけるまでのお話でした。

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